エビデント、ARマイクロスコープ「SZX-AR1]を発売

2022.07.04

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オリンパス株式会社の子会社である株式会社エビデントは、ARマイクロスコープ「SZX-AR1」の発売を発表した。医療や電子部品といった先端技術が必要な業界での作業効率化が見込める。2022年7月1日より発売開始。

ARマイクロスコープ「SZX-AR1」とは

「SZX-AR1」では、顕微鏡視野内に作業内容を表示し、組み立て作業や検査業務のサポートが行える次世代のマイクロスコープだ。医療や電子部品などの機器・部品製造では、その精密さから実体顕微鏡を用いて拡大をしながら、組み立て・検査作業を行う。従来の顕微鏡では、厳しい検査基準をクリアするために、一度接眼レンズから目を離して指示書確認をする必要があった。作業内容が表示できるSZAX-AR1では、接眼レンズを覗きながら指示書確認ができるため、作業効率の改善や作業ミスの低減につながると期待されている。

また、Microsoft Teamsなどの会議システムとの連携をすることで、接眼レンズを覗きながら管理者同士でコミュニケーションをとることも可能だ。管理者に指示を仰ぎたい場合や、トレーニングを行う際の効率化につながる。

顕微鏡内から指示書の確認・操作が実現

AR技術によって顕微鏡視野内に作業指示書や静止画、文字、動画といった様々な情報が表示可能だ。作業を補助する十字線やグリッド、寸法表示は、マイクロスコープのズームに連動して表示される。ズーム倍率センサー内のボタンや市販のフィットスイッチを用いると、指示書のページ操作もできる。

リモートワーク環境でも効率的なトレーニングが実施可能

Microsoft Teamsの連携をすることで、リモートワークでも効率的なトレーニングができる。問題発生時に管理者から指示を仰ぎたい場合や、顕微鏡内の状況を共有したい場合でも、顕微鏡から目を離すことなくコミュニケーションがとれるため、稼働コストや時間の削減につながる。

人間工学を考慮した身体的負担の少ないデザイン

人間工学を考慮したデザインとなっているため、身体的負担が少ない点も特長の1つ。接眼レンズの角度や幅を自在に調整し、作業者の目や首の負担を軽減させることで、長時間でもストレスフリーな作業を実現する。

開発の背景

SZX-AR1は、医療機器や製造現場に勤める作業者の声によって開発された。医療機器や製造の現場では、精密な作業になればなるほど工程の自動化が難しいという課題がある。特に顕微鏡を使用する作業は、作業の品質・スピードのばらつきが生まれるだけでなく、作業者の身体的負担が大きい。このような背景から、AR技術を駆使したSZX-AR1が開発され、医療機器や精密機器の製造現場での作業効率化を目指した。

株式会社エビデントについて

  • 科学的視点で物事を見る姿勢を事業の根幹とする、医学的研究分野、インフラ設備の点検、製造現場における品質管理など、さまざまな現場における顧客の課題解決を目指す
  • 最先端の技術を駆使し、設備の保守、製造、環境用途の顕微鏡、ビデオスコープ、非破壊検査装置、X線分析装置など、産業分野にてさまざまな製品が活用されている
  • HP:https://www.evidentscientific.com/ja/

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