Holoeyes MD、teamplay digital health platformtとの連携販売開始
2022.07.06
Holoeyes株式会社の汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム「Holoeyes MD」と、シーメンスヘルスケア株式会社の医療プラットフォーム「teamplay digital health platform(以下、teamplay)」が連携販売されることになった。全国の医療機関に導入を促進していく。
Holoeyes MDとは
Holoeyes MDは、Holoeyes株式会社の提供する汎用画像診断装置ワークステーション用プログラムだ。CTやMRIなどの画像診断装置で得た情報を、コンピューターで処理して診療の際に提供できる。ヘッドマウントディスプレイを併用すれば、空間的な提示も可能だ。
teamplayとは
teamplayは、シーメンスヘルスケア株式会社が開発した多機能デジタルヘルスプラットフォームだ。医療機関、医療従事者、患者、自治体、メーカー、その他パートナーが連携し、よりよいサービスやアプリケーションの活用をする目的で開発された。現在では国内2100以上の施設が同サービスを利用しており、オープンでセキュアなクラウド環境の基盤が特徴。
連携販売の背景
これまで医療機関は、Holoeyesを利用する際にWi-Fiなどを利用してHoloeyesのクラウドサービスにデータのアップロードをする必要があった。今回シーメンスヘルスケアのteamplayと連携したことで、teamplayを導入しているPCであれば院内のネットワークからHoloeyesのクラウドサービスへデータをアップロードできるようになる。Wi-Fiを接続していなくても利用可能だ。サービスのイメージは次の通り。

CT・MRI撮影からHoloeyesのクラウドサービスへアップロードする時間の短縮にもつながり、より安全な医療の提供を目指す方針だ。
Holoeyes株式会社について
- Holoeyes株式会社
- 所在地:東京都港区南青山 2-17-3 モーリンビル 303
- 設立:2016年10月
- 代表者:代表取締役 杉本 真樹
- 事業内容:医療用画像処理ソフトウェアの開発・販売
- 臨床医療や医療教育のためのバーチャルリアリティソフト開発を行う。医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」やオプション機能「Holoeyes VS」を提供。
シーメンスヘルスケア株式会社について
- 所在地:東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎ウエストタワー
- 設立:1979年4月
- 代表者:代表取締役社長 森 秀顕
- 事業内容:医療機器の輸入販売、修理、保守、リース
- 医療従事者が質の高いケアを提供し、患者に対して最善の結果をもたらすことができるようサポートを行う。

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