エヌ・ティ・ティ・ビズリンクの提供する「スマートグラスクラウド」が360°カメラの接続に対応

2022.07.19

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エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社が提供する、「スマートグラスクラウド」が360°カメラの接続に対応する。複数拠点を同時に接続した映像コミュニケーションを実現できる機能が新たに搭載。

新機能搭載により安全・安心の現場作業支援を実現

「スマートグラスクラウド」は、エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社の提供する現場作業支援向け映像コミュニケーションソリューションだ。従来のスマートグラスクラウドは、スマートグラスやタブレット等の作業者目線の映像を活用した遠隔作業支援に利用されていた。今回、新機能が搭載されたことにより、360°カメラから送られる映像(見る側が自由に360°で視点を変えられる映像)を作業支援する本部側でリアルタイムに視聴でき、より俯瞰的・立体的な複数の現場作業支援が同時に可能となる。正確性や作業効率向上はもちろん、安心・安全な現場作業を実現。

スマートグラスクラウド新機能の特長を紹介

スマートグラスクラウドに搭載された新機能の特長は次の通り。

スマートグラスクラウド
  • 360°カメラより映像がリアルタイムで送られる
    360°カメラよりリアルタイムで送られる映像は、本部で見る側が自在に視点を変更でき、現場全体がどのようになっているのか、より俯瞰的に確認ができるようになる。360°カメラと1対1での利用も可能であるが、さらにスマートグラスによる作業者の目線映像を組み合わせれば、360°映像による全体像と、共有されたイメージ等に注釈などを付与するアノテーション機能を活用して、現場作業者に細かな指示を与えることが可能。
  • 個別閲覧と共有閲覧機能
    本部側で参加する複数のPCやタブレットが自由に視点を動かしながら閲覧できる「個別閲覧」機能の他、任意のPCが見ている360°映像を他の参加者にも共有する「共有閲覧」の機能があり、より高度な複数人での現場支援や現場視察等に活用できる。
  • 専用アプリのインストール不要
    スマートグラスクラウドに接続するPCは、アプリインストール不要で一般的なブラウザーからWebRTC(Webブラウザーなどを介して高速なデータ通信を実現する規格)で参加することが可能。360°映像も、既に使用しているブラウザーから簡単に利用できる。

その他の新機能

今回のリリースにあわせて、以下3つの機能も新たに搭載された。

  • ライブアノテーション機能:リアルタイムのカメラ映像に直接図や文字を書き込めるライブアノテーション機能を搭載。360°映像にも自在に描画ができ、より正確な現場支援が可能。
  • ユーザーIDの一括登録機能:スマートグラスクラウドの特長である、無料で必要なだけ作成できるユーザーIDについて、csvファイルで一括登録できる機能を搭載。特に多くのID登録や変更を行う際の利便性を大幅に向上。
  • 対応デバイスの拡張:新たにVUZIX Corporationの提供する『M400スマートグラス』に対応。軽量・高品質なスマートグラスでさらに活用の幅が拡大。

展示会情報

エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社は、2022年7月20日(水)~22日(金)東京ビッグサイトにて開催される「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2022 第15回インフラ検査・維持管理展」にデモンストレーションを交えて出展する。概要は次の通り。

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