東急不動産、デジタルツインを活用した不動産事業の変革に向けてアクセンチュアとパートナーシップ締結へ
2022.07.29
東急不動産株式会社は、アクセンチュア株式会社とデジタルツインを活用した不動産事業の変革に向けた、戦略的なパートナーシップ契約を締結した。アクセンチュアの持つ世界最高峰のCGI技術を活用してマンションを丸ごとデジタルツイン化する。
パートナーシップ締結の背景
東急不動産株式会社は、DXを通した「顧客接点の高度化による感動体験の創出」を推進しており、デジタルコンテンツを活用したCX向上に向けた取り組みを行っている。そこで、アクセンチュアが提供する世界最高峰のCGI技術を活用し、今後販売する当社住宅事業の基幹ブランドである分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」のデジタルツインを制作し、あらゆる顧客接点でデジタルコンテンツを活用したCXの向上を図っていく方針だ。
今後の狙いについて
- 各種シミュレーションやウォークスルー機能などCX向上に寄与するデジタルコンテンツ並びにデジタルコンテンツのプラットフォームを整備することで、ブランズの販売に留まらず、入居以降まで継続的な顧客接点も生み出し、住まいのライフサイクルを通じた新しい共創型の事業開発へ挑戦
- デジタルコンテンツをベースにした販売活動を推進し、販売拠点の集約化も順次行う
標準的なモデルルームの建設、運営および撤去による環境負荷を低減することで、サステナビリティにも貢献していく方針だ。
具体的な取り組み

今年度、都内で販売予定のブランズ4物件においてデジタルコンテンツを活用した販売に取り組んでいく。本デジタルコンテンツは、住戸内からの景観の見え方、素材の質感に至るまでのリアルな表現に始まり、日影や計測シミュレーションなどデジタルツインが精緻なシミュレーションツールである点を最大限に生かしながら、モデルルーム見学と遜色のない体験価値、さらに一部においてはモデルルーム以上の体験価値の提供を追求する。
観や共用部など従来CGパースなど静止画で提供していた情報もウォークスルーとして自由な視点で体験できることで、契約時点で得られる建物情報を従来よりも、より可視化しやすい状態で提供することが可能となる。デジタルコンテンツの制作はアクセンチュア ソングが主導。
・デジタルコンテンツデモ動画:https://youtu.be/X3nxsJVpxS4?t=8
アクセンチュアについて
- デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業
- 40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、ソング、テクノロジー、オペレーションズサービス、アクセンチュア ソングの領域で、世界最大の先端テクノロジーセンターとインテリジェントオペレーションセンターのネットワークを活用して提供
- 71万人の社員が、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しており、変化がもたらす力を受け入れ、お客様、社員、株主、パートナー企業や社会のさらなる価値を創出を行う

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