Capex、第一生命と対話AIアバターの活用に向けた概念実証を開始

2022.08.10

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対話AI・バーチャルヒューマンを開発する株式会社Capexは、第一生命保険株式会社と、 お客さまの体験価値・満足度の向上を目的に、対話AIアバターを活用した概念実証を開始した。

概念実証(PoC)の概要

第一生命 PoC 用キャラクター 「ICHI」

この概念検証(PoC)は、第一生命グループにおいてグローバルイノベーション創出を目的に革新的なアイディアへの投資を行う「Dai-ichi Life Innovation Fund」で採択された取組みだ。生保会社等が、各社で構想するイノベーティブなアイディアのPoC資金を獲得するため、イノベーションファンドが開催するピッチ大会に参加。この大会に先駆けて第一生命が開催したピッチイベントで、Capexのアイディアが選ばれ、共同でのPoC検討を開始。その後、2022年3月に開催されたイノベーションファンドのグローバルピッチ大会で多数の応募がある中、本PoCが選出されたという経緯だ。具体的な概要は次の通り。

  • テーマ: 対話AIアバターの活用可能性
  • 実施期間:2022年8月 〜 2022年10月
  • PoC 参加者に対話AIアバター(第一生命 PoC 用キャラクター「ICHI」)を一定期間ご利用いただき、パーソナライズされたコミュニケーションや情報提供を通じて、ICHIがお客さまと第一生命を繋ぐ身近な存在となり、お客さまの体験価値・満足度の向上に裨益する可能性があるかを検証(ライフプランニング、資産形成、生命保険などに対する意識の変化など)

今後について

キャラクター対話AIはマーケティング活動への活用が行われる見込みだ。デジタル上で顧客と企業との身近な対話体験を実現。企業のマーケティング・セールス・RM活動においては、次のような価値を創出する。

  • 新規顧客接点の確保:対面でのアプローチが困難な顧客への接点の確保
  • 認知の質向上:認知フェーズから商品理解・比較検討フェーズへの態度変容を促進
  • ブランドイメージの向上:対話AIキャラクターと顧客との関係構築による企業イメージの向上

個人向けプロダクトでは、利用者とAIの平均会話時間が15分を超え、人同士の1対1の雑談会話時間を上回る対話体験の創出に成功。法人向けプロダクトでは、対話AIと会話した顧客のLPへの顧客送客率60%、登録・お申し込みなどの CVRは20〜30% の成果も出ている。今後は、更なる対話体験の向上を実現し、企業のマーケティング・セールス・RM活動のDX推進に貢献する方針だ。

株式会社Capexについて

  • 「システムと人間の共生を実現、普及し、人類の機能を拡張する。」というビジョンのもと対話AI 及び3DCGの開発に強みを持つバーチャルヒューマンAI企業。個人向けにはバーチャルヒューマンAIアプリ「PATONA」を提供。法人向けには、対話AI・自然言語処理を活用したキャラクタープラットフォーム・チャットボットなどの提供を行い、企業ブランディングやマーケティング・セールスオートメーションを実現している。
  • 会社HP:https://capex.ai/
  • キャラクタープラットフォーム:https://capex.ai/character-platform
  • チャットボット/PickUp(ピックアップ):https://www.pickup.chat
  • バーチャルヒューマン:https://capex.ai/virtual-human
AR事例動画:IoT連携3Dワークフローほか全8社

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