CGworksと建築ヴィジュアライゼーション制作会社Inkarが業務提携を締結
2022.08.23
株式会社CGworksとドローンを活用した建築ヴィジュアライゼーション制作会社Inkar inc.が業務提携を締結した。CGパース制作の過程で制作している3Dデータの価値を高め、CGパース業界で働くクリエイターの価値の向上を目指す。
両社の特徴
- CGworks
創業からわずか3年半、そのうち2年半以上がコロナ禍での経営状況で45名規模に拡大している今最も勢いのあるCG制作プロダクションだ。「3D×○○」をサービスの軸と捉え、在籍メンバーは3DCGプロフェッショナル、設計事務所出身デザイナー、Webエンジニアで構成されている。バーチャルコンテンツなども自社でワンストップで制作することが可能。


- inkar
日本を代表する建築物や大規模計画などのメインビジュアル制作において指名される歴史と実力を兼ね備えたCG制作プロダクション。緻密さと創造力に裏付けられた独自のモデリング技術を基盤とし、建築物の必然性や世界観を掘り下げた絵作りを心がけている。業界でもいち早く2013年にドローン事業に参画し、”ドローン撮影+CG制作”による包括的な環境表現を得意としている。


長きにわたり建築・内装の最先端3Dデザイン制作を手掛けてきた両社代表がタッグを組むことで、大規模開発案件、メタバース、バーチャルコンテンツ、BIMなど圧倒的なクオリティの3D空間を提供することが可能となる。
業務提携の目的
今回の業務提携は、次のような目的があるとされている。
- パース業界の認知度向上
- CGパースクリエイターの地位向上
- 3DCGモデリングをパース業界の「第一次産業」と位置付け、ビジネスとしての発展を狙う
- ビジネス視点をCGworksで、ものづくり視点をインカーで
- 外観のinkar、内観のCGworksというワードを軸に、両社提携によるブランド向上を図る
- 両社の業務フロー共有や交流イベント共催などの活動づくりで発展に寄与
CGパースとはについて
Gパースとは「Computer Graphics Perspective Drawing(コンピューター・グラフィックス透視図)」の略語で、3Dソフトを用いたパースだ。住宅・オフィス・商業施設・建築物などの空間や、プロダクトなど工業製品を立体的に表現し、図面情報だけでは伝わりづらいイメージを可視化する。クライアントへのプレゼンテーションツールはもちろんの事、不動産広告の販促ツール、新製品の見本帳、電子カタログ用の製品イメージ、新規施設や新製品のプロモーションなど、その活用方法は多岐に渡り、これら設計情報伝達の軸となるCGパースは、施主と設計者をつなぐ重要な設計深行ツールとしての役割を担っている。

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