INSPIREI、、拡張現実および複合現実技術を活用した世界初の音響インテンシティ計測・可視化システム「Sound Intensity Scanner AR」をリリース
2022.08.24
音場の計測・可視化を行う早稲田大学音響工学研究室発のXR企業、株式会社INSPIREIは、拡張現実および複合現実技術を活用した世界初の音響インテンシティ計測・可視化システムSound Intensity Scanner ARをリリースした。AR/MRデバイスを装着し、ハンディセンサーを走査することで定常的な音場を可視化する。
Sound Intensity Scanner AR(SISAR)とは

- 拡張現実および複合現実(AR/MR)技術を活用した、世界初の音響インテンシティ計測・可視化システム
- AR/MRデバイスを装着し、ハンディセンサーを走査することで、定常的な音場を可視化しながら計測することが可能
- スキャンデバイスは音響インテンシティ計測用マイク、状況に応じてiPhoneを利用し、可視化デバイスはiPadやHololens2を利用する
- 自動車から電化製品といった音を発する製品から、コンサートホール、建築現場といった弊空間内の音の流れまで計測・可視化することが可能
- 対応デバイス:スキャンデバイスは音響インテンシティ計測用マイク、状況に応じてiPhoneを利用し、可視化デバイスはiPadやHololens2を利用
- URL:https://inspirei.co.jp/sisar/
- 問い合わせ先:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdd9CFmFeCxvekvoolm7hE57_Im5112RQGsnRXRT_7sOrueLQ/viewform
主な機能について
Sound Intensity Scanner AR(SISAR)の主な機能や強みは次の通り。
- スピーディーな広範囲計測
計測センサもカメラを固定する必要なく、ユーザーは移動しながら、広い範囲を迅速に計測可能。 - 立体的な音場観測
Hololens2やiPadといったAR/MRデバイスを介して、実空間上に三次元音響インテンシティ分布を表示。自由な視点移動と両眼立体視がもたらす立体的な音場観測は、これまでの可視化システムにはない直感的なビジュアライゼーションを可能にする。 - 計測データを様々な条件で解析
周波数帯域や可視化レンジなどの設定項目を変更することで、計測データを様々な条件で解析する。結果は即座に、AR/MRデバイスに表示される仕組みだ。 - 3Dモデル化
PCアプリケーション内への3Dモデルのインポートや、INSPIREIが計測データを処理することで音響インテンシティ分布を3D化することができる。
株式会社INSPIREIについて
- 早稲田大学音響研究室をルーツとし、OTOMIRU(共同研究:飛島建設株式会社), SISARといった音の可視化研究開発を行う
- OTOMIRUは設置型センサーを利用したリアルタイム計測・可視化システムであり、SISARは、定常的な音場を立体的に取得することを目的としたシステム
- URL:https://inspirei.co.jp/

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