ジオテクノロジーズとテコテックが資本業務提携を開始。地図×NFTで地方創生を実現へ
2022.09.13
地図のメジャーカンパニーとして、日本の地図業界を牽引するジオテクノロジーズ株式会社は、デジタル化が進む中で、社会基盤となる最新技術の創出に取り組んでいる株式会社テコテックと、NFTとブロックチェーン技術の強化を目的として、資本業務提携契約を締結した。
ジオテクノロジーズとテコテックの資本業務提携について
テコテックは、NFT事業の開始を支援するサービスの提供実績や、仮想通貨の運営についての豊富な経験などから、関連した法律などの周辺知識や現場に即した有用なノウハウを保有している。さらに知見のあるエンジニアが在籍しており、コンサルティング能力も強みだ。ジオテクノロジーズはテコテックと資本業務提携契約による戦略的提携を行うことで、両社の資源を活用し、地図×NFT技術のさらなる強化を図り、地方創生に向けた取り組みを加速するとしている。

資本業務提携の背景
今回の資本業務提携の背景を、ジオテクノロジーズは次のように述べている。
- メタバースの出現
「ジオテクノロジーズは地図のメジャーカンパニーとして、人流データや最新の技術を掛け合わせた新しい価値創造にチャレンジしています。その一つがメタバースにおける、位置情報を持ったNFTの活用です。最近話題となっている「メタバース」ですが、ゲームや疑似仮想体験などが主流となっており、まだまだ仮想空間の中だけに閉じている状況です。しかし、仮想空間だけではなく、現実世界とつながり・融合して、両方の世界を行き来してこそ、様々な社会問題を抜本的に解決するようなシナジーを起こすことができると考えています。そして、そのリアルとメタバースの世界を繋ぐキーとなるのが私たちの保有する位置情報となります。」 - 移動により価値が生まれる
「今や、ネットの普及により買い物も注文のみで家に届き、仕事もテレワークで可能ですが、これは自分の代わりにモノや情報が移動しています。位置の連続した変化が移動であり、移動には必ず人間の生活が伴い、そこには何かしらの価値生まれます。例えば私たちがリリースしているM2Eアプリ「トリマ」は、すでに1,000万人が保有しており、個人の移動ログをビッグデータ化し、地図と掛け合わせる事により社会課題の改善や近未来の予測に役立てています。」 - 地方創生プロジェクト
「私たちジオテクノロジーズは位置情報とNFTを融合した地図アイコンNFTを、2022年7月から発売開始しました。現在のNFT資産はまだまだ一部の方々による趣味の世界のものと捉えられていますが、本来のコンセプトは誰もが価値あるデジタルコンテンツを所有できる事であり、その価値は先祖代々まで受け継いでいけるものです。価値が移動すれば決済が起こり、経済が動きだします。その動きだす経済の一部を応援する地域に還元し、その土地の有形無形文化財保護や地方経済のサポートに役立てる事が可能となります。」
株式会社テコテック概要
- 本社所在地:東京都港区北青山3-3-5
- 代表者:代表取締役 釣崎宏
- 設立:2007年12月
- 事業内容:証券取引管理システムの開発・保守・運営、ブロックチェーンシステムの開発・保守・運営など
- URL:https://www.tecotec.co.jp/
ジオテクノロジーズ株式会社概要
- 本社所在地:東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス
- 代表者:代表取締役社長 CEO 杉原 博茂
- 設立:1994年5月1日
- 事業内容 :オートモーティブビジネス(高精度3D地図、ナビゲーション向け地図データ、コネクテッドサービス、モビリティサービス向けソリューション)GISビジネス(地図アプリ開発キット、デジタル地図データベース、Web・業務システム向け地図API、MapFan、MapFanAssist)アプリケーションビジネス(トリマ、トリマクーポン、住所確認サービス、人流分析サービス)
- URL :https://geot.jp/
- MapFan:https://mapfan.com/
- MapFan DB:https://business.mapfan.com/service/db/
- トリマ:https://www.trip-mile.com/
- トリマクーポン:https://www.coupon.trip-mile.com/
- トリマリサーチ:https://www.research.trip-mile.com/

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