大日本印刷とAKIBA観光協議会がMyAnimeList社と協業開始。ファン同士が交流するメタバースの場の創出を目指す

2022.09.14

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大日本印刷株式会社と合同会社AKIBA観光協議会は、世界最大級の日本のアニメ・マンガコミュニティー&データベースサイト「MyAnimeList」を運営する株式会社MyAnimeListと協業を開始する。リアルとバーチャルの融合による地域共創型の「XRまちづくり」として推進する「バーチャル秋葉原」に全世界のアニメファンの集客を行い、ファン同士が交流するメタバースの場の創出を目指す。

協業の目的

秋葉原は、かつて海外から来日するインバウンドで大きく盛り上がった街のひとつだが、コロナ禍以降は外国人による観光需要は落ち込んでいる。今もなお、世界中のアニメファンが、アニメやゲーム、関連グッズを目当てに秋葉原を訪れたくても、訪問しづらい状況が続いている現状だ。今回、協業の第一弾として、MyAnimeLis社が運営開催するオンラインイベント「MAL Bunkasai」で連携しMyAnimeListユーザーに「バーチャル秋葉原」を紹介し、空間内で世界中のファンに向けてカスタマイズしたカプセルトイやアスレチックなど、バーチャルなアクティビティやコンテンツが楽しめる施策を実施することになった。この取り組みにより、世界中のアニメファンが、日本のアニメの聖地・秋葉原をバーチャルに訪れ、さまざまなアニメ作品やゲーム等を通じて交流する場を創出する。

今後について

今後両社は、お互いのソリューション・サービスを掛け合わせて、グローバルに「バーチャル秋葉原」の認知を拡げ、世界中のアニメファンが集まり交流する場を創出していくとしている。また、国内のさまざまな知的財産ホルダーや地域の事業者等とともに、国内に限らず、世界中のアニメファンに向けたビジネスを展開していく方針だ。

「MAL Bunkasai」の概要

MyAnimeLis社が運営開催するオンラインイベント「MAL Bunkasai」の開催概要は次の通り。

「MAL Bunkasai(文化祭)」での「バーチャル秋葉原」紹介イメージ
「MAL Bunkasai(文化祭)」での「バーチャル秋葉原」紹介イメージ
英語表記での案内など「バーチャル秋葉原」でのユーザーインターフェイス(UI)もグローバル化に対応
英語表記での案内など「バーチャル秋葉原」でのユーザーインターフェイス(UI)もグローバル化に対応
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