ジオクリエイツ「阪急阪神不動産 事業共創AWARD」の賞典としてハービスOSAKAのクリニックの室内緑化デザインに採用
2022.09.15
阪急阪神不動産株式会社と株式会社ジオクリエイツ、阪神園芸株式会社は、ジオクリエイツのVRや視線、脳波を活用した独自の技術と、阪神園芸の抗ウイルス・制菌・消臭機能を持ったフェイクグリーン「デオファクターグリーン」を組み合わせることで、ハービスOSAKAのクリニックの室内緑化デザインに採用された。
「阪急阪神不動産 事業創造 AWARD」とは
「阪急阪神不動産 事業創造 AWARD」は、阪急阪神不動産と一般社団法人日本スタートアップ支援協会が2022年2月に合同で開催したピッチイベントだ。下記7つのテーマに沿って、複数のスタートアップ企業がプレゼンテーションを行った。
- 新たな顧客体験を生み出すショッピングセンターの実現
- オフィスワーカー・オフィステナントへの新たなサービス提供によるCS向上
- 安全でクリエイティブな都市生活、スマートでウェルネスなまちづくりの実現
- 環境負荷が少なく、労働生産性が高いアセット管理・運営の実現
- サステナブルで、心地よい暮らし・住まいの実現
- 顧客との接点のデジタル化とデジタルマーケティングの推進
- 業務のデジタル化による顧客利便性と組織生産性の向上
その結果、VRやメタバース内の視線や脳波から空間体験価値を解析する「ToPolog(トポログ)」を展開するジオクリエイツが最優秀賞に選出された。
ハービスOSAKAのクリニックの室内緑化デザインに採用
今回の取組みは、ジオクリエイツが2022年2月実施の「阪急阪神不動産 事業共創AWARD」で最優秀賞を受賞、賞典として阪急阪神不動産との協業や実験検証を実現できる権利を獲得していたことから実現に至ったという。ジオクリエイツでは、約2,000人分の視線や脳波の実測データを蓄積しており、建築設計業務において設計者や事業主の経験則等で判断されることが多い空間体験の価値を定量化する技術を有している。画像解析から、緑視率(人の視界に占める緑の割合で、緑の多さを表す指標)に応じて推定される脳波のα波に由来したリラックス度を0-100の値で推定する感情推定AIを室内緑化デザインに用い、採用された。

阪急阪神不動産と阪神園芸では、今後も、各事業においてジオクリエイツの技術の活用を検討しており、引き続き、スタートアップ企業との共創を通じてお客さまへの新たな価値提供に取り組んでいく方針だ。
デオファクターグリーンについて
- 高橋練染株式会社が開発した高濃度天然ミネラルを主成分とした無色無臭透明の液剤「DEOFACTORⓇ」をフェイクグリーンに塗布加工した製品
- 「DEOFACTORⓇ」は空気中の酸素と水分に反応し、有害物質を分解する酸化還元反応により、抗ウイルス・制菌・消臭効果などを持続的に発揮する

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