日本発3Dアバター向けファイル形式「VRM」バージョン1.0が正式リリース

2022.09.26

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一般社団法人VRMコンソーシアムは、2022年9月22日(木)、同法人が提唱する3Dアバター向けファイル形式「VRM」のバージョン 1.0を正式にリリースした。また、9月23日(金・祝)、同バージョンの新機能を紹介する番組「VRM1.0を使ってみよう!新しくなったVRMのポイント解説」を配信する。

「VRM」とは

「VRM」は、メタバース時代のインターオペラビリティを想定した、プラットフォーム非依存の日本発3Dアバター向けファイル形式だ。2018年の誕生以来、メタバースコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」をはじめ、3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」やメタバースプラットフォーム「cluster」など、様々なアプリケーションやサービスに対応している。現時点では、Unity用ライブラリ「UniVRM」、「バーチャルキャスト」、3Dデータ共有サービス「THE SEED ONLINE」、3Dキャラクター投稿・共有プラットフォーム「VRoid Hub」が対応し、今後さらなる対応拡大が期待されている。
詳細:https://vrm.dev/

VRM 1.0の新機能

この度、正式リリースする「VRM」 バージョン1.0は、現在広く使われているバージョン「VRM 0.x」の課題やエラーを修正し、必要と思われる機能を追加したバージョンだ。今回搭載された新機能は次の通り。

  • Constraint機能が使えるようになった
  • SpringBoneのコライダとしてカプセルコライダを使用可能になった
  • 標準ライセンスが明確になった(VRMパブリック・ライセンス文書 1.0策定)
  • あわせて、ライセンス条件フラグが細かくなった
  • ローカル軸の保持が可能になった(正規化強制条件の撤廃)
  • HDRに対応
  • 表情の標準定義が追加・整理された
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