大日本印刷、メタバースで企業と生活者をつなぐ「ブルボンメタバース」を支援
2022.10.03
大日本印刷株式会社は、株式会社ブルボンが手がけるインターネット上の仮想空間「ブルボンメタバース」の構築を支援し、利用者が分身となるアバターを通じて、同社の歴史や商品の魅力を体験できるようにした。
ブルボンメタバースとは
ブルボンメタバースとは、株式会社ブルボンが手がけるインターネット上の仮想空間だ。主に次のような特長がある。
- 高精細で多くの利用者が体験できるユーザビリティの高い空間を提供
大日本印刷の独自の「情報と印刷」技術により、高精細なメタバースをパソコンやスマートフォンのWebブラウザで体験できるよう最適化して提供。これにより、「ブルボンメタバース」では、専用アプリをダウンロードする必要がなく、Webブラウザで体験できるため、誰もが簡単にアクセスして、ブルボンの歴史や商品の特長などを知ることができる。また、利用者同士がテキストチャットで会話できるほか、このメタバースから「ブルボンオンラインショップ」にリンクして商品を購入することもでき、ブルボンファンだけでなく、幅広い生活者とのコミュニケーションを実現。 - ブルボンの商品やブルボン本社がある柏崎市の魅力を体感
「ブルボンメタバース」は、「お菓子の森エリア」「ブルボン本社ビルエリア」「イベントエリア」の3つで構成されている。利用者は自分のアバターを選び、各エリアを自由に移動しながら、ブルボンの歴史や商品の魅力をブルボンのキャラクターや動画等を通じて知ることが可能。また、このメタバース内に複数設置されているクイズに答え、正解数に応じて入手するコインでカプセルトイを利用できる。 - 「ブルボンメタバース」WebサイトURL : https://virtual-bourbon-web.com/

ブルボンメタバース展開の背景
コロナ禍をきっかけに暮らしや働き方の変化が加速し、行動制限等もあるなか、アバターを使って生活者同士がいつでも・どこでも交流できるメタバースへの関心が集まっている。企業でも、自社商品の理解やブランド価値を高めていくため、感染防止に配慮した新たなコミュニケーション手法として、メタバースを利用したいというニーズが高まっている現状だ。
大日本印刷は、XRの技術を活用し、自治体や施設管理者の公認の空間、企業の工場やショールーム等に対して、リアルとバーチャルの空間を融合して体験価値を高める「XRコミュニケーション事業」を2021年から展開している。今回、この事業の一環として、株式会社ブルボンが運用する仮想空間「ブルボンメタバース」の構築を支援することになった。

今後も、「ブルボンメタバース」をはじめ、多様な業種の企業を対象にメタバースの構築を支援し、企業が販売する製品・サービスのファン獲得やファン・コミュニティの活性化を目指す。

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