Alcheとフロンテッジがメタバース空間制作を目的とした連携。フロンテッジの第2オフィスを制作

2022.10.11

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メタバース/VR関連のコンテンツ・アプリを開発するAlche株式会社は、「コミュニケーション エンタテインメント カンパニー」を掲げる株式会社フロンテッジとメタバース空間での新たなコミュニケーションの⼿法などを模索することを⽬指し協業を開始。第⼀弾として、フロンテッジが企画するメタバース空間の第2オフィスを制作した。

フロンテッジが企画するメタバース空間の第2オフィスを制作

今回の協業をきっかけに、フロンテッジが企画するメタバース空間の第2オフィスの制作が行われた。このメタバースオフィスはフロンテッジの「第2オフィス」という位置付けだ。社員全員に対して開かれた場所であることが前提となるので、このプロジェクトでは webブラウザのみで簡単に操作が可能なMozilla Hubsをプラットフォームとして採⽤している。扱えるポリゴン数やテクスチャ容量などCG表現としてはハードな制約があるが、リモートオフィスワークにとって必要⼗分な以下の機能を揃えることができる。

  1. 多種多様なアバター(Hubsアバター、Ready Player Me、Glbファイル)
  2. テキストチャット
  3. ボイスチャット(距離減衰あり)
  4. エモート
  5. 画⾯共有
  6. ファイル共有(画像や⾳声、映像)
  7. SketchFabのオブジェクトインポート

今回制作された空間のURL:https://hubs.mozilla.com/ArpefuB/

特徴

今回制作されメタバース空間には、次のような特徴もある。

  • 状況によって居場所の選択を繰り返すことのできる空間
    テーマの異なる14もの部屋を隣接させ、その時の気分や作業⽤途に合わせて居場所の選択を繰り返すことのできる空間。明快なテーマ設定によって⼟地勘のような場所に紐づいた記憶やメンバー間の共通認識が育ちやすいと考えられている。また、別室(会議室)へのURLはオフィス内の複数箇所にオブジェクトとして分散配置。機能動線が多⽅向に分散させ、偶発的な出会いを促す効果に期待されている。
ワールド内で使用している館内マップ
  • ⼼理的に守られた居⼼地の良さ
    コミュニケーションの活性化を主眼としているが、時には距離を置くことができる選択肢も作った。空間の透明度の⾼さを保持しつつ、あえて⾒通しを限定する境界を設けることで、⼼理的に守られた居⼼地の良さをつくろうと設計されている。また、オーディオゾーンと呼ばれる⾳環境に切り離されたスペースを複数⽤意しており、会話のプライバシーの確保についても考慮している。

Alche株式会社について

  • バーチャル・リアリティという新たな空間を切り拓き、⽇常をより⾊鮮やかにするようなデジタルコンテンツの開発を⾏っているクリエイティブチーム
  • プログラマー、CGアーティスト、建築デザイナー、マジシャン、ダンサー、画家、作曲家、数 学・物理など、多様なバックグランドを持った仲間で構成されている
  • Mozilla Hubsを利⽤した制作の他に、Unreal Engineを⽤いたモバイル・ PC・VRアプリも開発を行う
  • 会社名:Alche株式会社
  • 所在地:151-0071 東京都渋谷区本町2-33-2-3F
  • 代表者:川 ⼤揮資本⾦: 1000万円
  • 設⽴:2019年3⽉
  • 事業内容:インターネットビジネス企画
  • ウェブサイト:https://alche.studio/
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