大日本印刷、住宅用プレゼンテーションソフトのデータを最短15秒の短時間VRに変換するソフトウェアを開発

2022.11.09

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大日本印刷株式会社は、注文住宅などの商談に使う住宅用プレゼンテーションソフトのデータを最短15秒の短時間で高精細なVRに変換するソフトウェア「DNPバーチャルエクスペリエンス VRプレゼンゲートウェイ」を開発し、2022年11月に提供を開始する。

「DNPバーチャルエクスペリエンス VRプレゼンゲートウェイ」とは

本ソフトウェアは、利用者が変換した高精細VR空間で、自由にウォークスルー(移動)ができることで、ハウスメーカー等による住宅プランの提案に関する施主の理解を促進し、打合せ時間の短縮・業務の効率化・成約率の向上など、営業活動のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。
VRプレゼンゲートウェイのWebサイトURL : https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/20168449_1567.html

住宅用プレゼンテーションデータ(データ提供元:安心計画株式会社)
VRプレゼンゲートウェイで変換した高精細なVRのイメージ(データ提供元:安心計画株式会社)

主な特長

DNPバーチャルエクスペリエンス VRプレゼンゲートウェイ」の主な特長は次の通り。

  1. 最短15秒で素早く、住宅用プレゼンテーションデータを高精細なVRに変換可能
    「VRプレゼンゲートウェイ」は、一戸建て住宅の場合、住宅用プレゼンテーションソフトのデータを最短15秒で高精細なVRに変換する。これにより住宅事業者等は、打ち合わせ時の施主の要望に応じて、いつでもすぐに住宅のイメージをわかりやすく説明できるため、施主の高い納得感につなげることが可能。
  2. 専門的な知識がなくても簡単にVRへの変換が可能
    当ソフトウェアは、VR変換する際の細かい設定や調整を行う必要がない。ソフトウェアに関する専門知識を持たない人でも、住宅用プレゼンテーションソフト用のデータを簡単にVRに変換できる。操作しやすいゲーム用コントローラーを使って、VR空間内を自由にウォークスルーして説明することなどにより、施主の理解・納得が深まるまで完成イメージを確認可能。これによりハウスメーカー等と施主の認識の差異を低減し、提案の品質を高めることにつながる。
  3. VRへの変換エンジンとVRのビューアが一体化
    当ソフトウェアは、データ変換用のエンジンとビューアが一体となっており、複数のソフトウェアを使用する必要がない。現在は、株式会社DTSの住宅用プレゼンテーションソフト「Walk in home 2022」に対応している。
    Walk in homeホームページ : https://walk-in-home.com/

開発の背景

近年、住宅事業者と施主による注文住宅の商談では、設計図面やパース図に加え、パソコン等で完成イメージをシミュレーションする住宅用プレゼンテーションソフトの利用が広がっている。これらのソフトは、図面データから簡易に立体(3D)表示ができる一方で、施主が理解しやすい高精細でリアルな画像データを生成するには、レンダリングソフトを使った長時間の作業が必要であった。
こうした課題に対して大日本印刷は、長年の商品撮影やカタログ制作等で培ったCGなどの高度な画像処理技術や、企業のショールームやインテリアのシミュレーション等を支援する「DNPバーチャルエクスペリエンスシリーズ」などのVR制作実績や技術・ノウハウを活用して、今回「VRプレゼンゲートウェイ」を開発しました。

なお、開発にあたっては住宅用プレゼンテーションソフト「Walk in home(ウォークインホーム)」の開発元である株式会社DTSとユーザー企業および販売代理店の協力のもと、実際の住宅プランの提案業務の中でテストマーケティングを実施した。課題仮説の検証やニーズの深掘りを行うことで、VRへの変換時間の大幅な短縮や施主の理解を促進するCG表現の改善などを実現しました。
DNPバーチャルエクスペリエンスシリーズのURL:https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/10158772_1567.html

今後について

大日本印刷では、「VRプレゼンゲートウェイ」をハウスメーカーや工務店など、住宅販売市場に向けて提供し、関連製品・サービスも含めて2025年度までに約10億円の売上を目指している。
なお、「VRプレゼンゲートウェイ」は2021年から大日本印刷が推進しているXR(Extended Reality)コミュニケーション事業の一環と位置付けており、今後ヘッドマウントディスプレイによるVR視聴の対応や、インターネットブラウザでの利用を通じてメタバースとの連動を可能にするなど、機能拡張を進めていく方針だ。

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