サイバネットシステム、VR設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」の最新バージョンV6.0を販売開始

2022.12.02

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サイバネットシステム株式会社は、サイバネットが販売・サポートするVR設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」の最新バージョンV6.0を2022年12月1日より販売開始した。

バーチャルデザインレビューとは

バーチャルデザインレビューは、VRを利用したコミュニケーションツールだ。3D CADの形状をデータ変換等の手間をかけず直接VR空間に投影させ、遠隔地のメンバーを含む複数人が同一のVR空間の中でコミュニケーションを取りながらレビューすることができる。その場で設計を変更し、リアルタイムにVR空間で確認することも可能。
普段CADを利用しない担当者や生産担当者が設計レビューをしやすくなるほか、設計変更等の情報を有効に共有することで手戻りを軽減し、開発にかかるコストや時間を削減する。

最新バージョンV6.0で追加・強化された機能

バーチャルデザインレビューV6.0で追加・強化された機能は次の通り。

  • .アバターの容姿を変えることで、コミュニケーションがより円滑に
    今回の新機能により、ボディトラッキングオプションに使用する作業者のアバターの容姿を自由にカスタマイズできるようになった。任意の3Dモデル(FBX形式)を読み込むだけで、VR空間内のアバターに反映できる。初対面同士や、普段顔を合わせないメンバー同士でも個人を認識しやすくなり、より円滑なコミュニケーションが期待できる。
好きなアバターを自分の容姿として設定可能
  • 共同ウォークスルーモードで、大型対象物などがレビューしやすくなる
    共同ウォークスルーモードを使うと、レビューに参加している他のユーザーが対象物の周りを移動する際、自分も相手との距離を保ったまま移動する。たとえば、生産設備など大型の対象物のレビューやトレーニングにおいて、参加者全員で共通の箇所を見ることができ、VRに不慣れな初心者でも意思疎通がしやすくなった。
共同ウォークスルーモードでデザイン評価を実施している様子
  • 2面を使った3Dモデルの断面表示が可能に
    3Dモデルの切断面機能が強化され、切断面を2面設置できるようになった。
    切断された側の物体は非表示となるため、たとえば対象物が複雑な形状をしている場合でも、2つの切断面を用いてレビュー不要な箇所を画面から省くことができる。「評価したい部品の背後に別の部品が映り込み、形状を正しく把握しづらい」といった、意思疎通のミスにつながる状況を回避することが可能。
切断面を2面設置して、評価を行っている様子

紹介Webセミナーを開催

最新バージョンV6.0の新機能および特徴について、操作デモの動画を交えて紹介するWebセミナーが開催される。開催概要は次の通り。

サイバネットについて

  • CAEのリーディングカンパニーとして、30年以上にわたり製造業の研究開発・設計関係部門、大学・政府の研究機関等へ、ソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティングを提供している。
  • IT分野では、サイバー攻撃から情報資産を守るエンドポイントセキュリティやクラウドセキュリティなどのITセキュリティソリューションを提供。近年では、IoTやデジタルツイン、ビッグデータ分析、AI領域で、当社の得意とするCAEやAR/VR技術と組み合わせたソリューションを提案している。
  • Webサイト:https://www.cybernet.co.jp/
AR事例動画:人材不足と技術継承の問題を解決

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