VRAR総合研究所、VRでより低コストかつ習得度の高い手術トレーニングを実現するVR医療トレーニング事業を開始

2023.01.24

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企業向けVRアプリの開発を行うVRAR総合研究所は、2023年1月、VRでより低コストかつ習得度の高い手術トレーニングを実現する、VR医療トレーニング事業を開始した。

VR手術トレーニング領域について

VR手術トレーニング領域は、米国のOsso VR社が約143億円を調達、英国ではFundamental VR社が約38億円を調達、日本ではイマクリエイト社がシリーズAで1.8億円を調達するなど、これまで以上に注目を集めている。その理由として、手術ごとに特殊な医療機器やマネキンの準備、専用スペースと参加者のスケジューリングおよび移動などの学習コストの高さに加え、コロナ後のリモート環境により、自分のペースで何度でも学習できるVRトレーニングの需要が高まっていることが挙げられる。VRAR総合研究所では、独自開発に加え、大学及び医療機関との共同研究、および他社とのパートナーシップを進めている。

また、2015年からインドのVR市場をリードしてきたKaleidozone社共同創業者元COOのRamsekar氏がプロダクトリーダーとしてVRAR総合研究所に参画した。コメントは次の通り。
「私は、前職でCOOとして12のVRトレーニングを開発しました。その中でも、医療業界でのトレーニングは最も効果が高く、エンドユーザーである医師の方々からも高い評価を頂いていたことから、この領域に注目していました。この度、VRAR総合研究所という米国と日本に拠点を持ちVRアプリ開発を行ってきたチームに参画し、この領域をリードできることにとても興奮しています。私たちは、VRトレーニングを使用して、従来の医療トレーニング方法における課題を解決することを目指します。」

VRAR総合研究所 概要

  • 本社所在地:1531 Hyde Street, San Francisco, CA, 94111
  • 代表取締役:CEO 小林大河 CTO 中原道智
  • 事業内容:企業向けVRプロダクトの開発
  • 設立: 2020年11月11日
  • 資本金及び資本準備金:$900,000

Kaleidozone社について

Kaleidozone社は26以上のアーケードゲームの拠点を持ち、インドのロケーションベースVRゲーム領域における最大手の一つだ。Ram氏は、白内障の手術など12以上のVRトレーニングの開発を主導した実績を持ち、当社でも医療VRトレーニング事業を推進する。

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