企業向けメタバースプラットフォーム「WHITEROOM」に現場での作業をさらに効率化するための新機能が追加
2023.02.14
大和ハウスグループの南国アールスタジオ株式会社が展開する企業向けメタバースプラットフォーム「WHITEROOM」において、現場での作業をさらに効率化するための新機能を追加され、2月13日より提供を開始した。
「WHITEROOM」の新機能について
従来、VRゴーグルなどのVR/MRデバイスにおいて、立体映像などの3Dデータを映し出すためには、あらかじめパソコンから専用のシステムにデータファイルをアップロードし、そのデータをVR/MRデバイスに取り込む必要があった。
南国アールスタジオ株式会社が今回開発した新機能では、パソコンからも「WHITEROOM」にアクセスできるとともに、事前にデータをアップロードすることなく、パソコンとVR/MRデバイス双方の映像をリアルタイムで共有することが可能となった。また、3D映像等のデータは、QRコードからも取得できるようになったため、現場でより手軽にVR/MRデバイスを活用できる。
あわせて、VR/MRデバイスに映し出される3D映像の配置を細かく調整する機能や、家具等の対象物のサイズを測るメジャー機能なども追加。オフィスと現場のスムーズな連携や現場作業のさらなる効率化を実現する。

新機能の特徴
- パソコンのデスクトップ画面の共有機能
オフィスのパソコンからも「WHITEROOM」にアクセスして、現場と画面共有ができるようになったことで、従来必要だった事前のデータアップロード・取り込みの作業が不要になり、より効率的な遠隔コミュニケーションが可能となった。

- QRコード利用による3D映像の表示
QRコードを、MRヘッドセットなどのMRデバイスで読み込むことで、あらかじめ指定した種類・サイズの3D映像を、指定した空間に瞬時に表示することが可能となった。

- 配置の微調整機能
投影する3D映像をミリ単位で調整できるため、製造業や建設業など細部の確認が必要な業種においても、現場だけでなくオフィスからも精度の高い視認・点検を行うことが可能。

- メジャー機能(サイズ測定)
VR/MRデバイスを通して、家具等の対象物のサイズを測定することができるため、「WHITEROOM」参加者はリアルタイムでその測定情報を共有できる。

- アバターの作成機能
自身で写真から手軽にアバターを作成でる。顔のパーツや髪型、服装なども自分でカスタマイズできるため、ビジネスでも使用できるアバターを簡単に作ることが可能。

「WHITEROOM」について
- MR 技術を活用した企業向けメタバースプラットフォーム。
- マルチデバイス、マルチメディア、マルチユーザーに対応しており、ネットワーク環境があれば、どんな場所からも、様々なデバイスでアバターとして会議に参加可能。
- 3Dモデルやオフィスドキュメント、PDF、画像、動画などを共有しコミュニケーションできる。
三菱重工業株式会社をはじめ、国内大手製造業、建設・建築業、教育機関に導入。 - 公式HP:https://whiteroom.business/
南国アールスタジオ株式会社について
- 2020年に設立したXR 技術に特化したクリエイティブスタジオ。企業向けメタバースプラットフォーム「WHITEROOM」の企画・開発・運営、XRやメタバース技術を活用したサービスを提供。
- 所在地:東京都渋谷区神宮前2-6-7 神宮前ファッションビル3階
- 設立:2020年1月6日
- 資本金:33,483,800円
- 代表取締役社長:秦 勝敏
- URL:https://nangokrstudios.jp/

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