Skydioとトヨタ自動車がドローンを活用し製造現場の業務改善に向けた新しい取り組みを開始

2023.02.21

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AIによる自律飛行技術におけるグローバルリーダーであるSkydio合同会社は、トヨタ自動車株式会社とSkydioのドローンを活用し製造現場の業務改善に向けた新しい取り組みを開始した。Skydio 3D Scan™機能を用いて撮影したデータを3Dモデル化し、現場の継続した業務改善を実現する。

取り組みの背景

今回の取り組みの背景について、トヨタ自動車株式会社 BR生産本部デジタル変革Gr 下西隼人氏は以下のように述べている。

「先端技術を活用し常にカイゼンに取り組んでいる弊社では、生産設備の立ち上げにはデジタル技術を上手に活用し検討リードタイムの短縮を常に行っています。その中で業務効率を向上させる為に現場環境のモデリングを行っていますが、今回更なる効率化を狙いSkydioのドローンを利用した実証実験を開始しました。Skydioの高度な3D Scan™ 機能を使う事で、データ取得の自動化については目途がつきそうです。今後は取得したデータの2次活用の手法について関係各社からお知恵を拝借しながら、更なる効果の刈り取りを目指して活動を続けていきます。」

本取り組みは、株式会社FLIGHTS、株式会社WorldLink & Company、株式会社進和、株式会社BTCなど複数企業の運用支援のもとに行われている。

Skydioについて

Skydioのドローンは、AIによる自律飛行技術、360°全方位障害物回避機能を搭載し、安全な飛行を実現する。マニュアル操作ドローンでは飛行が難しい非GPS環境下や磁界環境下においてもVisual SLAMにより安定した飛行が可能なため、特に橋梁やインフラ等の点検業務に適している。自律飛行技術によって、複雑な構造物もあらゆる角度から精確かつ自動的に撮影できるため、Skydio 3D Scan™機能を使い優れた3Dモデルを提供。

  • Skydio 2+、Skydio X2
    Skydio 2+は重量800g(バッテリー搭載後)、持続飛行時間最大27分と軽量でコンパクトな設計。
    低温下や高温下といった過酷な環境下でも利用可能な耐久性と、夜間飛行を実現する赤外線カメラを搭載し、特殊なミッションに適した「Skydio X2」は、重量1,325g(バッテリー搭載後)、持続飛行時間最大35分と、頑丈な機体で長時間飛行可能な設計となっている。
  • Remote OpsSkydio DOCK
    遠隔操作を可能とするRemote Ops(リモートオペレーションズ)ソフトウェアを搭載したドローンポート「Skydio DOCK(スカイディオ ドック)」は、 最小、最軽量、最もスマートなクラウド接続型のドローンステーションで、現場の点検・監視、マッピング、状況確認などのタスクの可視化を屋内外や距離を問わず、世界中のどこからでも自律的に実行できる。
Skydio 2+
Skydio X2
Skydio DOCK

Skydio合同会社について

  • AIによる自律飛行技術や障害物回避技術を搭載したドローンを開発・製造する米国最大のドローンメーカー。
  • マニュアル操作ドローンでは飛行および撮影が困難であった非GPS環境や磁界環境下での優れた飛行を実現するだけでなく、Skydio 3D Scan™ ソフトウェア機能により、複雑な構造物もシンプルな操作で撮影し、高精度で忠実な3Dモデルを提供。
  • 「Our mission is to make the world more productive, creative, and safe with autonomous flights. (自律飛行により、世界をより生産的に、よりクリエイティブに、そしてより安全にすることが私たちのミッションです)」を掲げ、国内におけるドローン飛行の安全性向上ならびにドローンを活用した業務全体の高度化・効率化の実現を目指している。
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