三菱電機とAUBAがFA技術で複雑化・多様化する社会にイノベーションを起こす「MITSUBISHI ELECTRIC ACCELERATION 2023」を始動

2023.02.22

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eiicon companyが運営する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム AUBAは、2023年2月21日(火)より、三菱電機株式会社とともに、アクセラレーションプログラム『 MITSUBISHI ELECTRIC ACCELERATION 2023 』の開催、ならびに本プログラム内にて、共創ビジネスモデルの募集を開始した。

三菱電機 × AUBA『 MITSUBISHI ELECTRIC ACCELERATION 2023』

 MITSUBISHI ELECTRIC ACCELERATION 2023について

モノづくりの工程を自動化するシステム、ファクトリーオートメーション/Factory Automation(FA)。三菱電機のFAシステム事業は、業界トップクラスのシェアを誇るグローバルリーダーとして世界各国の製造業を支え、“ものづくり”にイノベーションをもたらしてきた。
今回のプログラムで目指すのは、『Automating the World』という世界。これまでに培ってきたFA技術で、複雑化・多様化する社会に新たな価値を創出すること。また、FA技術と新しい技術を掛け合わせて、”サステナブルで新しいものづくり現場“の実現を目指すこと。この二つのいずれかで、社会を豊かにする共創パートナーを募集する。

  • プログラムの応募資格
    ・応募時点で法人登記が完了していること(設立年月を問わない)
    ・プロダクト、サービスが完成しているまたは完成の目途がついていること
  • 本プログラムの応募対象
    ・海外を含むアーリーステージ以降のスタートアップ
    ・新規のプロダクト・サービスを開発し、社会実装の場を検討している企業
  • MITSUBISHI ELECTRIC ACCELERATION 2023エントリーページ
    https://eiicon.net/about/mitsubishielectric-acceleration2023/

募集テーマ

  • テーマ1:FA技術でさまざまな産業をもっと面白く
    <求める事業領域>
    エネルギー、医療、健康、材料、ネットサービス、金融、
    農業・食品工場、建設、社会インフラ、航空宇宙・海洋開発 など
    <提供可能なFA技術で実現できること>
    データ活用による生産性向上、シミュレーションによる設計業務効率化、遠隔操作によるリモート化など
    <求める事業領域のアイデア例>
    ・【FA×医療】正確性/信頼性が必要とされる医療現場への高信頼性FA技術の活用 など
    ・【FA×建設】製造現場の見える化システムや予知保全技術の活用による建設現場のDX化など
    ・【FA×農業】人手不足/後継者問題を解消する農作業の自動化 など
  • テーマ2:最先端の技術・サービスで製造現場をアップデート
    <共創キーワード>
    デジタルツイン、メタバース、センシング技術、3Dプリンター など
    <実現したい提供価値>
    ・FA技術とIT技術の融合で柔軟なものづくりを可能とするデジタルマニュファクチャリングの実現
    ・一歩先のものづくりを指向するソリューション など
    <共創アイデア例>
    ・デジタルツイン技術を活用した生産業務の効率化・省人化
    ・製造現場にメタバースを取り入れた新しいものづくりの価値提案
    ・製造トラブル(品質不良など)を未然に防ぐ最先端のセンシング技術
    ・3Dプリンターを活用したマスカスタマイゼーション(多品種・大量生産)の実現 など
  • テーマ3:人と地球にやさしいサステナブルな製造現場の実現
    <共創キーワード>
    3R、リサイクル材(再生材)、ナノ炭素材料、電子ペーパー、
    DX Platfoam、AI機械翻訳、バイタルセンシング、デジタルナレッジ など
    <実現したい提供価値>
    ・カーボンニュートラル実現の為のソリューション開発(エネルギー管理の推進、省エネ、再エネの実現 など)
    ・製造業における新しい働き方(現場作業のリモートワークの実現 など)
    ・職人技や作業ノウハウのデジタル化による技能伝承(遠隔ロボット、情報管理プラットフォームの実現 など)
    <共創アイデア例>
    ・三菱電機が提供するFA製品で使用する材料を低炭素化
    ・脱炭素社会の実現にむけた生産時や製品・サービスの省エネ化
    ・製造現場の作業のリモートワーク化
    ・熟練作業、官能検査といった人に依存する暗黙知の形式知化 など

活用可能リソース

採択されたパートナー企業とは、三菱電機名古屋製作所が有する以下のアセットを活用して、マーケットリサーチからPoCの実施、サービスリリースを目指す。

  • ①顧客へのアクセス
    全世界で多数の生産ラインへの導入実績、e-F@ctory Allianceパートナー企業1,000社以上。FA機器は全ての製造業が顧客にあたり、製品メーカー、部品メーカーなど問わず顧客網を保有。
    ②サービス、セールスチャンネルの活用
    代理店ネットワーク(機器特約店200社、販売店350社)、94か国での販売サービス体制。
    ③PoC支援・フィールド提供
    PoCにおけるフィールド(共創ラボ、生産現場など)の提供、FA製品とのコラボレーションなど※過去3年のプログラムにおいて累計9社とPoC実施実績を保有。
    ④新事業チームが共創をサポート
    専任の新事業チームが並走し、eiicon companyエンジニアとのディスカッションの機会やアサインによる共創ソリューションのブラッシュアップをサポート。

プログラムのスケジュール

  • 2023年2月21日:エントリー開始 ※エントリー日によって選考時期が異なる。
  • 2023年5月21日:応募締切
    書類選考 応募企業との共創の可能性について検討。
    面談選考 書類選考後、三菱電機事業部担当者との面談を実施。
  • 2023年6月頃:
    ・書類選考結果通知
    1.5か月~3か月間を予定
    ・共創ビジネスモデルブラッシュアップ・PoC計画作成
     応募企業と三菱電機事業部でビジネスモデルのブラッシュアップを行いPoC計画を作成。
    ・ビジネスモデル・PoC審査会(プレゼンテーション審査)
    三菱電機名古屋製作所関係者へ向けた審査会を開催。応募企業と三菱電機事業部担当者よりプレゼンテーション、事業化の可能性・PoCの要否について審査。
    ・PoC実施
    採択後はパートナー企業として、インキュベーションを推進。

三菱電機グループについて

  • ゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献することを企業理念とし、重電システム、産業メカトロニクス、情報通信システム、電子デバイス、家庭電器などの製造・販売を事業目的としている。
  • 社名:三菱電機株式会社
  • 執行役社長:漆間 啓(2021年7月28日就任)
  • 本社所在地:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビル
  • 資本金:175,820百万円(2022年3月末現在)
  • URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/

eiicon companyについて

  • 「オープンイノベーション」にチャレンジするすべての企業に対し、その取り組みを加速させる支援を実施。登録数25,000社、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」をはじめ、“事業を活性化するメディア”「TOMORUBA」、オフラインでの活動をオンライン上で実現する会員専用コミュニティ「SHABERUBA」、出会いの場をリアルに創出する「event」、オープンイノベーションチャレンジを支援する専門コンサルタントによる「Sourcing Support」により、日本に新規事業創出手法「オープンイノベーション」を根付かせるサービスを提供。
  • 名称:eiicon company (エイコンカンパニー)
  • 代表:中村 亜由子
  • 所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
  • 事業内容:オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど
  • 電話番号:03-6670-3273(代表)
  • メールアドレス:info@eiicon.net
  • URL:https://corp.eiicon.net/
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