TISが提供する調達・購買業務高度化サービス「LinDo購買」のノウハウを活用し、TOYO TIREの購買ポータル構築を支援
2023.03.09
TISインテックグループのTIS株式会社は、TOYO TIRE株式会社のグローバルバリューチェーン高度化に向けて、TISが提供する調達・購買業務高度化サービス「LinDo購買」のノウハウを活用し、購買ポータル構築を支援したことを発表した。
TISがTOYO TIREの購買ポータル構築を支援
TISの「LinDo購買」は、製造業において企業ごとに特色が強い調達・購買業務のバイヤー/サプライヤー間のやり取りを、サプライヤーポータルを通じたコミュニケーションで変革するソリューションだ。ERPや業務パッケージでは対応が見送られがちな業務領域として、見積テンプレートを活用し原価低減活動を支援するソーシングモジュールや、サプライヤーとの情報共有を促進するアンケートモジュールにより、調達・購買業務の高度化を実現する。
TOYO TIREは、「青を灯せ」「まだ、走ったことのない道へ。」をブランドステートメントとし、タイヤ事業、自動車部品事業のセグメントでグローバルに事業を展開するタイヤメーカーだ。今回、購買のグローバルバリューチェーン高度化プロジェクトの一環として、購買業務の標準化による業務効率の向上とサプライヤーとの連携の強化を目指し、購買ポータルを構築した。

「LinDo購買」について
- 製造業の調達・購買業務高度化を支援するソリューション
- バイヤー・サプライヤー間の見積・発注・納期管理・受入といった基幹業務に加え、見積テンプレートを活用した高度な査定による原価低減活動、アンケートを活用した各種調査業務などサプライヤーとのコミュニケーションを高度化し、データ蓄積・活用を実現する
- 「LinDo購買」はNTTデータイントラマート社のintra-mart基盤を採用しており、本プロジェクトでもintra-martのクラウド型アプリケーションプラットフォーム「Accel-Mart Plus」を採用し、スピーディーな環境立ち上げを実現している
- URL:https://www.tis.jp/service_solution/lindo/koubai
支援の背景
今般の製造業の調達・購買業務は、グローバルでの部品調達難や地政学リスクの高まり、サステナブル調達の要請など変化の激しい時代において、従来の個人に依存した属人的な業務からの脱却や、より高度なサプライヤーとのコミュニケーション・協働が求められている。
TOYO TIREにおいても、サプライヤーとのコミュニケーションが電話・メール・郵送など属人化しており、情報分散や精度の不均一という課題があった。
そこで、TISの調達・購買領域の知見やノウハウが蓄積された「LinDo購買」を活用し、グローバルでの購買ポータルを構築することで、「業務の標準化」「購買データの一元化」の実現を目指す。
今後について
今後、TOYO TIREは、本購買ポータルをグローバル(日本、アジア、欧州、米州)の主要サプライヤーから展開し、調達・購買データを蓄積してサプライヤーの管理や業務の標準化による効率向上を進めていく。
TISは蓄積したデータを多角的なサプライヤー選定や精度の高いBCP対策、QCDの最適化に向けて活用支援を行う。

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