シード、外部からの不正アクセスにより最大7万件の個人情報流出か/他4件
2023.04.24
「LINEギフト」で8年間の情報漏えいが発覚
通信アプリLINEの運営会社は4月17日、知人に贈り物ができる「LINEギフト」のサービスで、2015年2月ごろから約8年間、本来は伝えるべきでない利用者の情報が贈る相手に漏えいしていたと発表した。
LINEのアプリ上で、贈り主が受け取る相手の名前をどのように表示していたかなどが、3月9日まで一定の条件下で閲覧できた。これまでに情報の不正利用は確認できていないとしている。
参照:「LINEギフト」で情報漏えい 8年間、受け取る相手に
シード、外部からの不正アクセスにより最大7万件の個人情報流出か
コンタクトレンズ製造販売大手のシードは19日、昨年11月末に外部から不正アクセスを受け、客や従業員らの個人情報が最大で延べ約7万件流出した可能性があると発表した。現時点で情報の悪用は確認されていないとのこと。
流出した可能性があるのは、2009年11月~2022年11月末に、子会社「シードアイサービス」が従業員や取引先などの関係者らを対象に開催した販売会に関する情報だ。内容は購入者の氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスなどで、クレジットカード情報は含まれていない。
参照:「シード」に不正アクセス、顧客など最大7万件の個人情報流出か
東京町田市で1900人分の個人情報が漏えい
東京の町田市は、市内外の52の幼稚園などに通う園児あわせておよそ1900人分の氏名などのデータを、誤って市外の幼稚園にメールで送り、個人情報が漏えいしたと発表した。
町田市によると、個人情報が漏えいした園児は、市が利用料に対して補助金を出す対象で、本来は幼稚園ごとに通っている園児のデータを送ることになっているが、今回はすべての園児のデータをまとめたファイルを誤って添付した上、パスワードをかけずに送ったとのこと。
市は対象の園児の保護者に文書で謝罪し、いきさつを説明するとともに、再発防止策を徹底するとしている。
国立病院機構浜田医療センターで患者1320人分の個人情報が流出
国立病院機構浜田医療センター(島根県浜田市)は4月14日、患者1320人分のID、病名、心身の状況などを記録したハードディスクを紛失したと発表した。記録に名前や生年月日は含まれておらず、流出や悪用は確認されていないという。
国立病院機構浜田医療センターによると、職員が4月7日に紛失に気付いた。職員以外が出入りしない場所に置いてあったとのこと。今後、患者に説明するとしたうえで、「あってはならないこと。深くおわび申し上げる」と発表している。
参照:患者1320人分の個人情報を紛失 国立病院機構浜田医療センター 島根
NRIセキュアテクノロジーズ、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」の対応支援サービスを提供
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、企業のサイバーセキュリティ経営推進を支援するため、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン対応支援サービスを、4月13日から提供開始。
- サイバーセキュリティ経営に関する経営層の意識改革を支援
- サイバーセキュリティ対策状況の評価とロードマップの策定
- 必要なサイバーセキュリティ対策の実行支援
本サービスは、主に上の3つの内容から構成されており、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver3.0」に基づき、サイバーセキュリティ対策の評価からロードマップの策定までを包括的かつ実効的に支援するものだ。
NRIセキュアは今後も、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援するさまざまな製品・サービスを提供し、安全・安心な情報システム環境と社会の実現に貢献していく。
参照:NRIセキュア、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」の対応支援サービスを提供開始、

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