ARの市場規模、2020年の147億米ドルからCAGR31.5%で成長し、2026年には884億米ドルに達すると予測

2021.10.21

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拡張現実の市場規模、2026年に884億米ドル到達予測

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「AR (拡張現実) の世界市場・COVID-19の影響 (~2026年):デバイスタイプ (HMD・HUD)・提供区分 (ハードウェア・ソフトウェア)・用途 (消費者向け・商用)・技術・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を10月15日より開始した。

AR(拡張現実)の市場規模は、2020年の147億米ドルからCAGR31.5%で成長し、2026年には884億米ドルに達すると予測されている。市場成長の主な要因としては、ヘルスケア分野でのARデバイスおよびアプリケーションの需要急増、COVID-19による小売およびEコマース分野でのAR需要の増加、AR市場への投資の増加、自動車産業におけるARデバイスおよび技術の需要増加などが挙げられる。

牽引要因:医療分野におけるAR技術の導入拡大

ARは、ヘルスケア分野で重要な役割を果たしている。ARは、患者を仮想的に表示し、外科医が患者の体の部位の状態を確認するために使用することで、低侵襲手術を行うことができる。また、AR技術は、身体を切らずに、関節や筋肉および内臓を視覚化するのに役立ち、切開すべき場所の判断を助け、緊急時には収集したデータを活用することが可能だ。患者の体に関するリアルタイムのデータは、ヘルスケア分野におけるAR技術の導入を促進し、多くの人命を救う役目を担っている。AR技術は、患者の健康状態を仮想化するだけでなく、緊急手術の際の時間を短縮することができる。

ヘルスケア分野でのAR技術の需要は大きいため、新しいスタートアップ企業が台頭している。BioflightVR社(米国)、EchoPixel社(米国)、Proximie社(ロンドン)、Medical Realities社(ロンドン)、Help Lightning社(米国)などの新興企業が、手術用のAR技術を開発している。また、Orca Health(米国)、AccuVein(米国)、Augmedix(米国)、SentiAR(米国)、Atheer(米国)、Meta(米国)などが、拡張診断に関連する製品を開発している。

抑制要因:ARに伴うセキュリティとプライバシーの問題

セキュリティとプライバシーの問題は、AR業界が直面する大きな課題だ。これらの問題は、ARプログラミングの不整合と、ARアプリの開発とARデバイス利用時の怠慢が原因で発生している。 ARアプリケーションの中には、ユーザーのアイデンティティとプライバシーを保護する機能を持たないものもある。一番の問題は、AR環境に禁止事項を定義する規制がないこと。このことは、AR技術がユーザーの個人情報の悪用につながる可能性を示している。

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