MR企業GATARI×鹿島×羽田みらい開発、デジタルツインを商業施設に常設し、空間ビジネスのDXを推進

2021.10.26

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株式会社GATARI大型複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」にて提供する新たなサービスを開発

株式会社GATARIは今回空間ビジネスのDXを展開するため鹿島建設株式会社の協力の下、同社が保有する3次元建物データを用いて、羽田みらい開発株式会社が開発・運営する大型複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(以下「HICity」)にて提供する新たなサービスを開発した。

GATARIは国内初の取り組みとして鹿島建設株式会社が作成したHICityのBIMデータ(初期段階でバーチャル上で建物の構築を行い、設計や施工のミスと工数を減らすことができるシステム。建築業界で注目を浴びている)を基に構築したデジタル空間と、スマホカメラから取得した竣工済みの建物のスキャンデータを合わせた「デジタルツイン」に音声や3Dデータを保存・運用し一般ユーザーが現地体験できる「HICity AR」アプリを提供する。キャンペーンや施設点検用の情報保存、更に法令規制の少ないデジタル空間で活用可能な空間の拡張と収益の拡大を施設設備に干渉しない形式で実現し、来場者の利便性向上や事業者の業務効率化を推進していく。

MR企業GATARIについて

GATARIは、2016年の創業後、人とインターネットが融合する世界の実現を目指しMRプラットフォーム『Auris』の開発・運営を行うスタートアップ企業。Aurisでは、現実空間をデータ上に再現する「デジタルツイン」(物理世界を同スケールでデジタル空間に再現した 3D データ)を活用し、スマホカメラで捉えた映像と事前に空間をスキャンしたデータを照らし合わせ、自身の現在地を認識する「VPS技術」(スマホのカメラを通じて得られた情報を基に向きや方角などのより細かな位置情報を特定する新たなシステム)を用いて、これまで東北楽天ゴールデンイーグルスとのイベントや神奈川県のウィズコロナにおける観光イベントなど、エンターテインメントを入り口に新たな消費者体験を提供している。

今回の開発ではHICityにおける空間ビジネスのDX推進を目的に、HANEDA INNOVATION CITYの公式アプリ「HICity AR」を発表し、HICity来場者の利便性向上や関連事業者の業務効率化、そして法令規制の少ないデジタル空間における利活用可能な空間の拡張と収益の拡大を鹿島の保有する3次元データを基にGATARIが持つMR技術を活用して進めていく。Auris同様、本アプリもVPS技術を活用し、2つのデータ座標系を照合させた「デジタルテナント」を新たに作り出すことで一般ユーザーにもソフトウェアにも使いやすいサービスを提供しているが、本アプリではスマートフォンのカメラで取得した特徴点ベースのスキャンデータと、HICityの設計時に作成されたBIMデータをMRサービスを提供するゲームエンジンに対応させるためにポリゴンベースに変換したスキャンデータを利用していることが特徴だ。

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