Facebookが「Meta」へ社名変更。メタバース人口10億人実現へ

2021.10.30

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Facebookが「Meta(メタ)」へ名称変更

Facebookは28日(米国時間)、同日開催の「Connect 2021」の基調講演において、新社名を「Meta(メタ)」とすることを発表した。すでにWebサイトの社名表記などもFacebookからMetaに変更されている。

出展:Meta社(旧Facebook) イベント「Connect 2021」 基調講演【動画】

メタバースを10億人へ

同日、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)CEOは、「創業者からの手紙 2021」を公開し、「今後10年以内に、メタバースを10億人にリーチさせ、数千億ドル規模の電子取引を提供し、数百万人規模のクリエイターや開発者の雇用を支える」とした。

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VRブランドも「Meta」に

SNSとしての「Facebook」「Instagram」、メッセージングの「Messenger」「WhatsApp」、ビジネスSNSの「Workplace」などのサービス名称は残る。

その一方で、ブランド名の変更が明らかにされたのが、同社のVRブランドだ。

MetaのCTOに就任予定のアンドリュー・ボスワース(Andrew Bosworth)氏が自身のFacebookの投稿で、VRヘッドセット「Oculus Quest」を「Meta Quest」、ヘッドセットの設定やストア機能を持った「Oculus App」を「Meta App」にするなど、Metaブランドに統一していく方針を明らかにした。

SNS&スマホから、メタバース&xR への移行が鮮明に

「Connect 2021」の基調講演で、ザッカーバーグが繰り返し発言する通り、Metaへの社名変更・ブランド名変更は、SNSからメタバースへの軸足の変更を体現している。

また、それは同時に、Meta社のみならず世界の様々な企業がメタバース上でのビジネスの拡大へと突き進みつつあることを象徴するものであると言えるだろう。

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