PR TIMESキーワードランキング「DX」が年間1位。今後注目される新キーワードに「メタバース」「NFT」
2021.12.15
【キーワードランキング】昨年のコロナに代わり、DXがランキング1位に

「PR TIMES」ではプレスリリース配信の際に、発表企業がプレスリリース内容に関係するキーワードを最大10個登録することができる。2021年1~10月に配信された総計23万990件のプレスリリースのキーワード登録総数は延べ175万7266個に上った。社会のニーズに応えようとする企業発表からはその時の社会の情勢・状況や、将来的な話題の兆しが見えてくる。
年間総合キーワードランキング
2021年のキーワードランキングでは8279件のプレスリリースで使用された「DX」が総合1位となった。今年関連するサービスが増えた「DX」は昨年のキーワードランキングでも年の後半から順位をあげ2020年総合16位となったキーワードだった。今年は年始から緊急事態宣言が再発令され「コロナ」関連のニュースが続いたが、コロナ禍によりニーズの高まった企業活動の「DX(=デジタルトランスフォーメーション)」が発表のトレンドとなった。
2021年上位キーワードと2022年注目キーワード
■DX

企業活動や日常生活でも欠かせないものとなった「DX」は、企業発表においても関連したプレスリリースが多く発信された。2020年6月以降その順位を上げ、[2020年プレスリリース登録キーワードランキング(総合)]では14位としており、上昇中の注目キーワードに取り上げていた。
2021年はその勢いのまま4月には総合1位となり、以降は常に1,2位を推移している。
業界別に[企業向けシステム・通信・機器]カテゴリに限定すると1月以降常に1位を保っており、BtoB企業の情報発信においては絶対的な定番になっていると言える。
今後注目される新キーワード
■NFT

「NFT」はブロックチェーンを用いた新技術で、デジタル上の画像や映像が唯一無二の本物であることを証明できるようになり、その画像や映像などの価値を保証することができる。今年3月に海外のオークションサイトで同技術を使ったデジタルアート作品が約75億円で落札されたというニュースをきっかけに、日本国内でもそのキーワードに注目が集まった。2月までは延べ11件だった2021年のキーワード登録件数も10月には延べ836件とその数を伸ばしている。「NFT」を活用したサービスの発表や同技術を持つスタートアップと大手企業との連携などが月毎に増えていき、昨年の41倍超のプレスリリースが発信されている。
■メタバース

インターネット上に作られた3次元の仮想空間を指す「メタバース」は、1月~7月までは延べ31件だったものの、10月には述べ114件とその数を増やしている。
これまでに企業の事業参入の発表や、従来のイベントを「メタバース」で実施する企業も増えており、今後その活用の幅に合わせて、企業発表でも増加が見込まれる。
2020年からは増加率57倍と今後さらなる増加が見込まれる。

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