一般社団法人JCBI、「JCBIメタバース部会」を発足

2022.02.03

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メタバース事業の実態把握、課題の洗い出し、具体的な対策の検討等を行うべく発足

メタバース元年となった2021年より、多くの企業が参入し、個社のメタバース事業の推進を強化した。そして、メタバース上のデジタルコンテンツを個社のサービスを横断して消費者が流通できるようにする1つの技術として、NFTが注目をされている。

一方、当該流通市場を発展させていくためには、業界一体のNFTを使ったデジタルアセット管理の仕組みや権利処理のルールを整備していくことが必要となる。また、市場を健全かつ継続的に発展させていくために、参入企業がコンプライアンスを遵守し、消費者に対し安全安心な利用環境を提供されるようにするための枠組みの構築も求められている。

そのような中で、今回、一般社団法人JCBIは、コンテンツ業界関連企業で一丸となり、メタバース事業の実態把握、課題の洗い出し、具体的な対策の検討等を行うべく、「JCBIメタバース部会」を発足させた。

「JCBIメタバース部会」では、メタバース向けアバタープラットフォーム『AVATARIUM』を開発した株式会社PocketRD 代表取締役 籾倉宏哉氏が部会長 、メタバースを活用したビジネス変革のコンサルティング支援サービスを提供するPwCコンサルティング合同会社よりBlockchain Laboratoryマネージャー 小川博美氏、デジタルコンテンツのオンラインマーケットプレイス『PIXTA』を運営するピクスタ株式会社 執行役員 伊藤遼氏がそれぞれ副部会長に就任する。

今後、JCBIメタバース部会では、広くメタバース事業を展開する企業と連携し、NFTをはじめとした専門用語の認識統一と定義、NFTを活用したデジタルアセットの管理方法の標準化、デジタルコンテンツに関する権利処理ルールの規定、消費者保護の観点に立った業界自主規制の検討、および対外的な情報発信による啓蒙および官公庁との意見交換等を行っていく。

一般社団法人JCBIは、今後もメタバース領域に限らず、広くコンテンツ業界の発展に資するさまざまな取り組みを推進していく。

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