LIDDELL調査、インフルエンサーの81.4%がメタバースで活動したいと回答。期待することは、「交流」や「擬似体験」のコミュニティ
2022.03.09
インフルエンサーマーケティング事業を展開するLIDDELL株式会社は、インフルエンサーを対象に、メタバースに関するアンケートを実施した。SNSからメタバースに移って活動したいインフルエンサーは81.4%。期待することは「交流」や「体験」と、コミュニケーションの場と捉えていることが明らかになった。下記は同社が公表した調査結果の概要。
調査概要
- 期間:2022年1月19日(水)〜1月25日(火)
- 調査対象:30,000人のインフルエンサー会員のなかからランダムに100名選定
- 調査方法:オンラインアンケート
インフルエンサーのメタバース認知度は一般の2倍以上
- インフルエンサー:
「とても知っている(5.3%)」「知っている(28.9%)」「なんとなく知っている(22.4%)」 - 一般の方:
「知っている(8.3%)」「聞いたことはある(16.1%)」
日本トレンドリサーチ(運営:株式会社NEXER)(https://www.nexer.co.jp)の「メタバースの利用に関するアンケート」(https://trend-research.jp/11761/)より。
インフルエンサーのメタバース認知度は一般の方の2倍以上という結果だと同社は分析している。
SNSからメタバースに移って活動したいインフルエンサーは81.4%
メタバースでやってみたいこと
- 旅行体験、コンサートやフェスなどイベントへの参加
- 丸1日生活してみる
- アバターに着せる洋服などのデザイン
- メタバースでフォロワーの方と交流してみたい
- メタバース内でスナックのようなスペースに集まり、カジュアルに会話することは面白そう
- フォロワーさんと交流して、一緒に非現実的な体験をしてみたい
- ライブの代わりにメタバースを活用してみたい
メタバースへの期待
- 新たな職を生み出すことや、地方創生に繋がることができると嬉しい
- 世の中のゲームチェンジによって、より収入を増やすこと
- 自分のNFTの店舗を持ちたい
- メタバースの体験をSNSに投稿してPRしたい
- フォロワーをメタバースに連れて行って案内ツアーがしたい
その他、バーチャル空間の開放感や没入感に期待する声も
- 仮想現実として、今とは違う自分になりきれる世界。それによって現実社会のストレスや悩みを解放させたい。
- 身体的な制限を受けず、まるで自身の分身であるかのようなリアルな体感ができること。
- 顔を出さないからこそ、思い切ったコミュニケーションをしてみたい
同社によると、インフルエンサーによるメタバースの解釈は、「メタバースはSNSの延長線上にあり、三次元に拡張されてアバターでフォロワーと一斉に交流できるコミュニティ」であると分析。インフルエンサーの活躍の舞台がメタバースに移り変わり、これまで以上に「コミュニティ・マーケティング」の必然性が高まっているとしている。

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