MESON×博報堂DY×三菱地所×TMIP、丸の内エリアでAR/VR実証実験を実施

2022.04.07

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株式会社MESONは、株式会社博報堂DYホールディングスとの共同研究にて進める、実空間とサイバー空間を融合させた新たなコミュニケーション体験構築プロジェクト「GIBSON(ギブソン)」において、観光・買い物・イベント用途での体験価値検証のための実証実験を、三菱地所株式会社、Tokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)と共同にて実施した。

実験について

「GIBSON」は、実空間の 3Dコピーである「デジタルツイン」を用いて「サイバー空間」を構築し、そこにログインする遠隔地の VRユーザーと実空間の ARユーザーとがあたかも同じ空間で場を共有しているようなコミュニケーション体験を可能にするものです。

今回の実験では、大手町・丸の内・有楽町地区で活動する NPO 法人大丸有エリアマネジメント協会、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所にて構成された実行委員会主催の社会実験「Marunouchi Street Park 2021 Winter」と連携し、「GIBSON」が将来的に活用を想定している観光・買い物・イベント用途での体験価値の検証を行った

実験の成果

実証実験の結果、GIBSONのコンセプトで実現されるコミュニケーション形態においては、実際の現地(今回は丸の内)にいるという感覚に加え、”サイバーとフィジカルが融合した新たな空間に自分が実際に居る”という感覚をもたらすことが分かったという。また、動的な周囲の状況変化の観測に関わるスコアも高く、事前に想定していたユースケースである観光・イベント・コマースでの活用が有望であることを確認できただけでなく、オンライン/オフラインをハイブリッドさせたオフィスでの活用など、さらなるユースケースについても体験者の皆様から示唆が得られたとのこと。

MESON・博報堂DYホールディングスは、今後も AR/VR そしてセンシング技術を活用しながら、物理空間とサイバー空間が高度に融合する社会における新たなコミュニケーション体験やサービス体験についての研究を進めていくとしている。

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