イクシスと農研機構、IHIインフラ建設、IHIインフラシステムが農林水産省「官民連携新技術研究開発事業」に共同で採択 

2022.04.22

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株式会社イクシスと国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構、株式会社IHIインフラ建設、株式会社IHIインフラシステムは、農林水産省の「令和3年度官民連携新技術研究開発事業の公募」に共同で採択された。

官民連携新技術研究開発事業について

同事業は、農業農村整備事業を一層効率的に推進することを目的とし、官民の密接な連携の上で、農業農村整備の効率的実施に資する新技術を研究開発するもの。

民間企業であるイクシス、IHIインフラ建設、IHIインフラシステムを事業実施主体とし各社が有する技術や知見を組合せて新技術を開発、国立研究法人である農研機構が農業の課題解析と開発技術の検証を行う。

研究開発テーマについて

背景

国内農業用の水門・樋門設備の多くは老朽化が進行しているが、施設管理者の担い手不足と高齢化が課題となっていた。

さらに近年は豪雨災害が多発しており、遠方操作ができない農業用水門等では水門側での開閉操作時の転落等による災害リスクの増大が懸念されている。

同事業は、上記課題の解決を目的として4社共同で行われる。

研究テーマ

  1. 水門開閉装置の振動モニタリング技術
  2. 水門の簡易自動遠隔開閉装置
  3. AR水門点検サポートシステム

開発会社について

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

日本国の農業と食品産業の発展のため、基礎から応用まで幅広い分野で研究開発を行う。1893年に設立された農商務省農事試験場を起源とし、農林水産省の試験研究機関の時代を経て、2001年に独立行政法人として発足。以後、数回の統合を経て2016年に現在の「国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構」となった。

株式会社IHIインフラ建設

水門設備の点検・整備、補修、改造、更新や機能向上、鋼製・コンクリート製橋梁の補修・更新や建設など、社会資本の保全・拡充に貢献している。

株式会社IHIインフラシステム

国内外の橋梁・水門の建設・改修、鋼構造物の製造のほか、今後ますます重要性が高まると予想される橋梁・水門の点検や診断、大規模改築・更新など、社会資本の老朽化対策・維持管理に対して取り組む。

株式会社イクシス

「ロボット×テクノロジーで社会を守る」をミッションとし、ロボットを利用したデータ取得・AI解析・3次元データ連携など、インフラ関連業界におけるDXを支援、そして社会課題の解決への貢献を目指している。

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