スタイルポートが開発・提供する3Dコミュニケーションプラットフォーム「ROOV」、新築マンション・新築戸建の集約型販売拠点「東急リバブル・銀座サロン」に採用
2022.05.16
株式会社スタイルポートが開発・提供する3Dコミュニケーションプラットフォーム「ROOV(https://roov.jp/)」が、5月14日(土)にオープンした東急リバブル株式会社の新築マンション・新築戸建の集約型販売拠点である「東急リバブル・銀座サロン」(以下、銀座サロン)に採用された。
ROOV採用の背景
株式会社スタイルポートは、マンション購入者の行動変容に関して、ミレニアル世代、X世代を対象に調査を行った。下記が調査結果だ。
- マンションギャラリーにはほとんど(約91%)が訪問するものの、その多くが「足を運ばなければならない」「訪問日時の調整が面倒」「説明時間が長い」など、従来のマンションギャラリーに対して、不満を持っていることが明らかになった
- マンションギャラリーで渡される資料について、約78%が「データ」を希望
→約92%が「すべての部屋タイプをVRで内覧できれば、購入時の意思決定がもっとスムーズにいった」と回答し、マンション購入者の多くがデジタル活用を望む結果となった - 足を運ぶ価値のあるリアルならではの空間体験の提供とデジタル活用を組み合わせることで、顧客のニーズに応えられることがわかった

ROOVのメリット
株式会社スタイルポートは、「ROOV」のメリットを次のように説明する。
- バーチャルシアターとして、壁面と床、4方向に『ROOV』を原寸大で投影し、複数の物件や部屋タイプを原寸大で体験することが可能となる
→生活導線の確認やインテリアのシミュレーション、各階ごとの眺望の確認や採寸機能の活用などにより、室内にいるようなリアルな没入感で、入居後の住まい方をイメージすることができる - VRスペースでは顧客自身が「ROOV」を自由に操作し、検討したい物件の室内空間をさまざまな角度からじっくりと確認することが可能となることや、シミュレーションを行うことができる
- DCGで作成されたデジタル模型では、完成後の建物の周囲や共用部を顧客自身が目線の高さで実際に歩くように確認したり、従来の建築模型では見えにくい部分も再現
→従来の建築模型では得られなかった、デジタルならではの空間体験が可能 - モデルルームやコンセプトルームを設置せず、また模型もデジタル化することで、物件事業主の大幅な販売経費削減、準備期間短縮を実現
- これまで物件ごとのマンションギャラリーを開設する場合に発生していた、ギャラリーやモデルルーム、展示物等の解体に伴う廃棄物の排出削減を実現
→環境負荷を軽減することが可能となる
スタイルポートは「ROOV」を提供することで、「先進的なマンション販売の取り組みを支援するだけでなく、持続可能な社会づくりにも貢献してまいります。」とも説明した。


ROOV概要
- アプリやソフトウエアをダウンロードすることなく、手元のスマートフォンやパソコンのインターネットブラウザで「いつでも」「どこでも」「かんたんに」3DCGの空間を自由に動き回り、様々なシミュレーションで住み方のイメージを確認できるクラウド型VR内覧システムを基軸とした、住宅3Dコミュニケーションのプラットフォーム
- 物件が竣工する前から販売が開始される新築マンション特有の商習慣から、室内空間のイメージが難しく販売員と顧客の認識齟齬が発生したり、モデルルームに行かなければ物件検討を進めることができない、といった販売時の課題を解消すべく、2019年4月にサービスの提供を開始
銀座サロン概要
東急リバブル株式会社はデジタル技術を活用し、新築分譲マンション「L ‘GENTE」シリーズおよび同社が販売する新築マンションと新築戸建を、継続的に一箇所で販売する集約型拠点として、銀座サロンをオープンした。
- 住所: 東京都中央区銀座一丁目8-19キラリトギンザ8F
- アクセス:東京メトロ「銀座⼀丁⽬」駅9番出⼝より徒歩2分、JR「有楽町」駅京橋⼝より徒歩7分
- 電話番号:0120-036-109
- 営業時間:10:00~18:00 ※完全予約制
- 定休⽇:⽔・⽊・第3⽕曜⽇(祝⽇除く)
- URL:https://www.livable.co.jp/kounyu/salon/ginza/

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