ダッソーシステムズの3DEXPERIENCEプラットフォームをフォルシアが採用。AGV(無人搬送車)の搬送経路を最適化、デジタルファクトリー・プログラムを推進

2022.05.17

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ダッソー・システムズは、フランスの自動車部品大手メーカーであるフォルシアが、無人搬送車(AGV)による構内部品物流の最適化に向け、同社の3DEXPERIENCEプラットフォームの導入範囲を拡大していることを5月16日に発表した。

3DEXPERIENCEプラットフォーム導入背景

工場の自動化が進む中、「自動車サプライヤーは、生産段階の直前まで発生しうる設計変更を適切に管理しつつ、同時進行する複数の製造プログラムにおいて、増え続ける多くの製品群をより厳しい納期を遵守しながら生産する必要がある。彼らの製造環境は複雑度を増している。」とダッソー・システムズは説明する。

フォルシアは、より持続可能な方法で物流フローや業務効率を改善しコスト削減や納期遵守に取り組むため、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤とするインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを採用。受注生産製品の組立てラインの物流シナリオ最適化と検証を行った。

同プログラムの採用メリット

  • 作業環境におけるAGVの経路やリソースの可用性、組立における制約や変動性の検討、ラインバランシングや流れについて、実際の生産を開始する前に、一元化されたバーチャルツイン・エクスペリエンスを使って工程シミュレーションができるようになった
  • 製品、工程、工場全体の完全なデジタルデータの連続性を確保
  • 工場設備の同期化、サプライヤーの最適管理、工場の配置面積の縮小、サイクル期間の短縮が実現
  • エネルギー効率の改善も可能となった

各コメント

各担当者は、同プログラムを導入した結果や今後の展望を、次のように説明した。

  • パトリック・ブリオンヌ氏
    (ファルシア・グループIndustrial strategy & MEディレクター)

    「当社は2030年までにカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げ、まずは工場におけるエネルギー消費の15%削減に着手します。それには新製品・工程のサイマルテニアス・エンジニアリングと物流プロセスにおける廃棄物削減が必要になります。そこで3DEXPERIENCEプラットフォームを活用してAGVの経路を最適化し、初日から生産パフォーマンスを改善できました。生産前に問題を特定し、約束通りにお客様に部品を納品できるよう、工程設計・レイアウト、AGVの流れを修正しています。」
  • ローレンス・モンタナリ氏
    (ダッソー・システムズ 自動車・輸送機械・モビリティ業界担当バイスプレジデント)

    「サプライヤーは新製品導入、新しいプログラムの展開、生産工程の合理化を、いずれも短期間で、かつサステナブルな方法で実行する必要があり、その点でAGVの活用は競争優位性を高める重要な役割を果たしています。3DEXPERIENCEプラットフォームはフォルシアのようなサプライヤーの既存の工場における物流改善や、効率化に向けた将来計画の策定を可能にします。」

ダッソー・システムズについて

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーで、持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供している。
HP: https://www.3ds.com/ja

各詳細URL

  • ダッソー・システムズの自動車・輸送機械・モビリティ業界におけるインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス
    https://ifwe.3ds.com/ja/transportation-mobility
  • ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE プラットフォーム、3D設計ソフトウエア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
    http://www.3ds.com/ja

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